20日に帰ってきました。 | 中国快適生活へススメ!

20日に帰ってきました。

自分の居場所が日本か中国かあやふやなので、帰ってきたという表現が適切なのかと自問自答してしまいますが、見慣れた風景がバスから見えた時には、やっぱり帰ってきたという感じがしました。

始めて来た時には、中国南方航空を利用して広州便で来たのだけれど、中国南方航空は去年2回も落ちているとの衝撃の事実をしり、今回は香港便を利用。

日本では春休みという時期もあって、格安OPENチケットがなかなか見つけられなかったので、片道チケットを購入したのですが・・・

旅行会社の人に

<注意> 香港へご出発の場合の、ビザなしでの渡航条件に、「3ヶ月以内の滞在、出国する航空券又は乗船券を所持していること」とございますが大丈夫でしょうか。詳しくは大使館や航空会社へお問合せください。

とのメールを頂き心配になり問い合わせてみたら、まれに帰りのチケットを空港で買わされた人もいるとか言われた。

「えっ???」と思いつつ

事情を説明しても、あまり参考になるようなアドバイスはもらえず直接大使館へ電話。そこでも、あまり状況を理解してもらえず、とりあえず出発当日を迎えたのです。

空港でチケットを受け取り、チェックイン!!
「中国へ行かれるのですか?」とにこやかに質問される。
「はい。」と内心ドキドキしながら答えた。
ドラゴン航空無事通過。

無言の出国審査を受け、無事スタンプを頂き日本出国。

香港入国カード【Address in Hong Kong】の欄に迷いながらも、中国の住所を記載。パスポートのいろいろなページをじっくり見られるが、無言のままの入国審査を受け無事香港入国。中国マルチビザを取得していたから良かったのかもしれないとホッした。


でも、本当にドキドキしなければいけないのはここからだった。

今回は空港からバスに乗り一人で帰る。

FAXしてもらったバス時刻表を片手に、バスのチケットを買いに行く。

香港空港はとってもわかりやすく、到着ゲート出てすぐのところにチケット売り場がある。とは言っても、何社も軒を連ねているのでキョロキョロしていると、一人の女の人に話しかけられ、FAXを見せるとう頷きながら私の胸にバス会社のシールを張り、「200ドル」と指を二本出して言った。お金を渡すと、私の乗る『Go Go BUS 』のカウンターへ行きチケットを購入してくれ、バス乗り場まで案内していってくれた。なんて親切なのだろう!!バスの発車時刻まで時間があったので俺に電話をするが通じず、待合室等を見学。

あまりにも事がスムーズに進行し、不思議とドキドキ感はない。

バスに乗り、健康状況申告書と入国カードを書く。お姉さんに「どこまで行くのか?」「申告書は書いたか?」などと何度も話しかけられるが、他の乗客の行動に合わせて対応し、言葉の壁はクリアー。

ベイブリッジのような橋をいくつも通り、海側からの夜景を楽しみながら国境へ向かう。お姉さんは国境前のバス停で降りた。

国境到着。5人しか乗っていないバスの乗客に遅れないようにバスから降り、人の流れに乗って香港出国審査。また同じバスに乗り、ちょっと走ったところで今度はトランクも持って降り、中国入国審査。何だか人の流れに乗っているだけで、中国の国境を越えてしまったようだった。言葉がわからなくても何とかなるよ(笑)

★高速道路なのに運転手は携帯で私用電話をかける。

★料金所手前で車を押している光景を目にする。


一人で移動のドキドキ感はなくても、日本では考えられない行動の数々にドキドキさせられ、急に帰ってきたんだな~と強く感じたよ。

バスを探していると女の人に話しかけられる。無視してバスに向かうと、周り込まれ自分はバス会社の者だとアピールされた。中国語が話せないと英語で伝えると、『えっ~!!』という嘆きの声を中国語であげながら、荷物を持ちバスに案内してくれた。行き先を聞かれたので、時刻表を指差しながら告げると、またまた嘆きの声。どうやら一人だけ行く方向が違うらしい。俺にやっと電話がつながりお姉さんに代わる。事情を説明してくれたようで、お姉さんはしきりに「好。好。」(OK。OK。)と言っていた。途中ワゴン車に乗り換え、見慣れた街角で降ろされる。

俺に電話するがまだ職場。一人で帰るにも鍵が無い。コーヒーを飲みながらしばし待ち、深夜0時半帰宅。荷物を置いてから、夜食を食べに出かける。一ヵ月半前は室内でも震えて過ごしていたのに、深夜外で食事出来るほど暖かい気温にちょっと感激し、久しぶりの広東料理を食べた。

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日本に持ち帰り元気になったPCのネット接続がうまくいかず、毎日四苦八苦していましたが、昨日深夜急にご機嫌が良くなったようで無事開通。今日からまた日々更新していきますので、よろしくね。