飲茶でマンウォチング
朝から飲茶してきました。
今日は俺が休みだったのですが、仕事に行くということで、飲茶は私に対するせめてもの償いのようです。
広東地方は昔から、飲茶をする人がとても多いらしく、スーパーに隣接したこの店もたくさんの人で一杯でした。
飲茶は店によっても多少違うけど一般的に朝7~11時、午後2~5時、夜9~1時にお茶とおしゃべりを楽しみながら食べます。
二人で食べたもの
*鉄観音茶 *海老蒸し餃子 *海鮮蒸し餃子 *ピータン粥
*ホルモン煮込み? *肉シュウマイ *チャーシュー入りパン
*肉米腸粉 *蒸し甘味
よく行くホテルの飲茶は蒸し物が充実していないので、蒸し物ばかりチョイスしてしまいました。蒸し物は美味しかったけど、お茶がほうじ茶かと思うような鉄観音茶で、不味かったです。
計74元でした。(約962円)
お腹も一杯になったところで、しばしマンウォッチング!!
9時頃飲茶に居る人は、爺婆と、出勤時間がうるさくない人と、お金持ちマダム達です。
爺婆 ~
なぜか一人一ポットのお茶を飲んでいる人多いです。
長年のお茶に対するこだわりなのか、マイポットがないと不安なのか、お湯が無くなったら、入れてくれるし、みんなで一種類でいいじゃん!って思うのですが人数分のポットがテーブルに所狭しと並んでおりました。湯のみ10杯近くは入っているお茶を、そんなに飲んだら、トイレばかり行くだろう?? だだでさえ、我慢が利かない年頃なのに大丈夫? と余計な心配してしまいました。 みんな種類は違うお茶だったのだろうか?
出勤時間がうるさくなさそうな人 ~
出勤はしなくてもよさそうですが、やたら電話ばかりしていました。切っても切っても、すぐ電話。ホカホカの点心から、湯気が出なくなる様子を心配していたけど、ほとんど食べずに電話ばかり。そんなに忙しいのなら、仕事しに行けば早く解決するのでは?? と思っちゃいますよね。
お金持ちマダム ~
マダムと呼んでいいのか、的屋のおばちゃんみたいないでたちの方々が一番多かったです。私達が行ったのが9時過ぎでしたが、すでにテーブルにもイスにも一杯のお持ち帰り品。もうすぐお帰りなんだな~と思っていたのですが、長い。何人もの方達が、ミツバチのように、あっちのテーブル、こっちのテーブルと席を転々とし、そのたびに、あたらしい食器を準備してもらい、イスを他の席から持ってくるのです。ホテルでバイトしたことがある私。この行為は大迷惑に映って仕方がない。
中国の方達は、声が大きいです。だから、どの席もうるさいのだけれど、やっぱりオバちゃんパワーが一枚も二枚も上のようで、笑い声にもエコーがかかったようにうるさい。
だんだん耳がガンガンしてきて、いたたまれずに退散してきました。一体あのパワーはどこから来るのでしょうか?
世間では、オバさんの域に一歩も二歩も踏み込んだ自分ではありますが、マダムではなくセレブになってやる~っと強く誓った、マンウォッチングでした。